NZ地震、茨城の地鳴り、熊の異常行動、「感じる人」の11月下旬(24日以降)予言という、過去のデータとよくわからない領域の予測が巷でいわれている。で、自宅の防災セットをチェックしたところ、10年前に購入した手回しラジオ&ライト&充電器が朽ち果てていた。。(取っ手が固まって回らない現象は3千円程度の中国メーカー製あるあるらしい)ということで、日常だと完全にいらないものだけれど、懐かしSONYのしっかりした製品を注文してみました。


ぐるぐると手動発電してまでラジオは必要か。ふと考える。



3.11のときに、情報の大切さが身に染みたことを思い出します。画面の中でじわじわと波に飲み込まれていく親友のおばあちゃんの家や、よく見慣れた街を目の当たりにしつつも、安否がわからない不安と不甲斐なさを感じて、でもわずかな情報でも得たいと必死になっていました。それは被害を受けた現場も同じで、停電が1週間続いても、ニュースを知るまでは被害の甚大さが全くわからなかったとのことでした。



先達が「必要なもの」としてリストアップしたものは、日常では有難みがわからなくても、受け入れるべき重要なツールなのだと思います。たくさんの便利グッズと経験者の教えがある日本で生活する以上、行政に頼らず、他者に原因を求めず、自分で備えたいもの。大自然には抗えませんから。












IMG_7062
(Photo by Annie)